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[応用化学・共通科目]2020東京オリンピック・パラリンピック3年前イベント石巻に参加しました。

 2017年7月22日(土)、宮城県石巻市にある石巻市総合運動公園にて,「2020東京オリンピック・パラリンピック3年前イベント石巻」が開催され,「みんなで聖火の炎をつくろう!」実行委員会のメンバーである化学学系の友野和哲講師と,共通科目の佐藤幸也教授が参加しました。
 このイベントは,同市の民間団体などでつくられた2020年東京オリンピック・パラリンピック聖火リレー出発地・聖火台誘致委員会等が主催する「聖火リレー出発地を石巻から!」をスローガンに,2020年東京五輪・パラリンピックの聖火リレー出発地誘致をアピールするための点灯式イベントであり,聖火の一部には,全国各地の子供たちが作製したバイオガスとともに、7月13日(木)に関東学院高等学校で行われたワークショップ*1 で作製したバイオガスも使われました。

 現在,石巻市総合運動公園には1964年の東京オリンピックで実際に使われた聖火台が設置されています。イベント当日は,石巻専修大学女子競走部の皆さんがトーチを運び、まず最初に,バイオメタンでミニ聖火台に,その後大きな聖火台に点灯しました。当日は,天気にも恵まれ,ミニ聖火台と大きな聖火台,それぞれにきれいな炎が灯りました。

 次回は,秋口にも関東地域で聖火イベントが行われる予定です。ぜひとも,この夏にバイオガスを体験していただき,バイオガスが聖火に採用された際には,これまでの「観る聖火」から「参加する聖火」への転換を体験していただきたいと思います。

 また,「みんなで聖火の炎をつくろう!」実行委員会の委員長である,東北大学大学院農学研究科の多田千佳准教授は,カフェ“ene café METHANE(エネカフェメタン)”を宮城県大崎市鳴子温泉で開いています。ene café METHANEでは、お金を支払う代わりに生ごみを持参することで、バイオガスで沸かしたお湯で淹れたお茶を頂くことができます。近くにお出での際は,ぜひ立ち寄ってみてください。

 関東学院大学大学理工学部化学学系では,バイオガスに関する活動を通じて,今後も三陸復興の一助となるべく協力していきます。

 *1 [高大連携事業]関東学院高等学校でバイオガスワークショップを開催しました:
   http://rikou.kanto-gakuin.ac.jp/9759
 バイオメタンで聖火を燃やそう!:http://newseika.exblog.jp/page/1/
 ene café METHANE:https://tabelog.com/miyagi/A0403/A040301/4015656/



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