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OUTLINE


人と社会に貢献する
これからの技術者を育むために
理工学部では、「ものづくりと社会」「ITと暮らし」「生命(いのち)と環境」「自然科学と防災」といった、私たちの生活や社会に深く根ざした学問領域を対象に、教育・研究を展開しています。これらの分野において、専門的な高等技術の修得はもちろん、幅広い知識と柔軟な思考力を備えた人材の育成を目指しています。
私たちが育てたいのは、単なるエンジニアやデザイナーではありません。科学技術に携わる者としての「清廉さ」「実直さ」「公共心」を備え、地域や社会、自然環境、そして何より「人」への深い配慮と感性を持ち、人類と社会の幸福に貢献できる、人間性豊かな理工系クリエーターこそが、理工学部の目指す人材像です。
その実現のために、本学部では、実践的かつ創造的な教育システムを構築し、以下のような特色を備えています。
学系やコースの専門分野のみに捉われず、複合的・学際的な知識及び技術を修得できるカリキュラムを編成しています。さらに副専攻制度、サブプログラム制度を活用することによって、学生一人ひとりが、さまざまな個性・特色を持つプログラムを作ることができます。
「人と社会の幸福に貢献する技術者」として必要とされる教養を身に付けるため、広範な分野の教養科目を開講しています。特に、本学の理念に基づき、豊かな人間性を培い、技術者倫理を涵養するため、キリスト教学を要と位置付けています。理工系分野の基礎となる数学、物理、化学、生物学、地球科学、環境科学、情報科学の各分野については、基礎科目、応用科目、発展科目を開講し、順次制をもったカリキュラムを設定しています。国際社会で活躍・貢献できる人材を育成するため、従来の外国語科目に加えて、英語の運用能力を高める科目を多数設置しています。
大学生になりたての知的好奇心溢れる時期に、専門教育への意欲を高め、また、キャリアサポートの一環として「理工学概論」を開講しています。高校生活から大学生活へとスムーズに移行できるように導入科目「(コース)入門セミナ」を設けています。基礎的な実験技術や研究方法を体験するために、プロジェクトベースの「(コース)入門プロジェクト」を設けています。「(コース)入門セミナ」、「(コース)入門プロジェクト」はチューター制を採用しており、教員一人に対して10名ほどの学生で学んでゆきます。
ものづくりを実践できる技術者や研究者をめざして、実験、実習、設計、製図、フィールドワークなど、学内外での実体験を重視した科目を多数設けています。3年次秋学期から始まる卒業研究基礎、卒業研究では、専門教育で修得した知識や技術を統合し、技術的な課題解決能力を高めるだけでなく、指導教授によるきめ細かな指導に加えて、お互いを高めあうことのできる人間的なつながりを重視しています。学生の自主的なスキルアップやキャリア形成を支援し、補助するために、専門的な資格取得、海外体験や外国語関連の検定試験、数学検定やCAD利用技術者試験、インターンシップ、ソーシャルサービスなどの単位認定を積極的に行っています。理工学部では新しい学系、コースの仕組みを活かしながら、きめの細かい教育、指導体制をつくり、充実した学生生活を送ってもらおうと様々な取り組みを続けています。自律した学習者、社会人となるためにぜひ、理工学部の教育プログラムを活用してください。
理工学部/建築・環境学部/工学部の前身は、旧制の関東学院工業専門学校です。1949年(昭和24年)の学制改革とともに関東学院大学工学部が誕生しています。1949年の誕生当時の工学部は機械工学科と建築学科の2学科でした。翌年に電気工学科と土木工学科が増設されて4学科体制となりました。これは、当時の日本が必要としていた重要な産業分野が、機械・電気・建築・土木であったからです。その後、化学分野の重要性が高まるとともに工業化学科を、建築分野の拡充にあわせて建築設備工学科を、情報工学分野の教育を充実させるために情報ネット・メディア工学科を増設するといったように社会の動向にあわせて進化を続け、6学科体制が出来上がりました。その後、2009年には、6学科制を維持したうえでの12コース制が導入されました。そして、2013年に工学部はあらたに理工学部(理工学科1学科7学系11コース)、建築・環境学部(建築・環境学科1学科) に生まれ変わり、さらなる進化を遂げることになりました。2026年からは全学的な教育編成の見直しにより、理工学部は1学科7学系7コースとなります。
本学部は、キリスト教に基づく人格の陶冶を旨とし、「人になれ奉仕せよ」の校訓のもとに、科学技術に携わるエンジニアとしての清廉さ、実直さ、公共心を備え、社会や人類、地域の幸福と発展に実質的に貢献できる人材を育成することを教育理念としている。
理工学の中心分野である、生命、数理・物理、化学、表面、機械、電気、土木という7学系が協調・協働して教育研究を担うことで、確かな専門性と理学・工学の垣根を越えた幅広い知識・技術を有する職業人を社会に輩出することを目指している。
(学則より抜粋)
MESSAGE
FACILITY

めっき技術に代表される材料・表面工学研究の実験室。純水再生装置やクリーンブースを備え、高度な研究を支援します。

機械・化学・生命・電気などの専門を越えて研究者が協働し、ナノ構造制御技術を活かした次世代材料の開発を進めています。

工作機械実習工場やデザインラウンジなどを備え、専門技術を実践的に学べる環境が整っています。

約2トンの試験体を載せて、水平・垂直の2方向、同時に地震力を加えることができる大型振動台です。

実車の走行状態を模擬できる「シャーシダイナモメータ」を設置。試験車両には、アウディTTクーペとフィアット500を用いています。

純水製造装置、ドラフト、オーブンなどを設置。主に表面工学コースの学生達の実験授業を行います。
就職情報
2024年度理工学部卒業生実績
2024年度理工学部卒業生実績


資格
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※在学中の受験には指定科目単位修得が必要