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講義

激甚化する自然災害が頻発する状況のもと、構造、地盤、津波、リスクやハザードという切り口から地震防災について学び、自然災害から人・都市・財産を守り未来の安全・安心を紡いでいくための技術、考え方を身につけています。
実習

国内最大級の黒部ダムや七倉ダムなどを巡り土木施設の巨大・壮大さを肌で感じ、土木工学の歴史的価値や社会貢献への意義を心で考えます。グループディスカッションを通し土木技術者としての意識向上を各自が図っています。
カリキュラム全体は横スクロールで確認できます
2026年度カリキュラム(予定)

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卒業後の進路は
公務員、建設関係、
鉄道関係に強い

公務員を目指す学生が多く、実際に何百人もの卒業生が、大学近隣の役場に就職しています。そのために卒業生と連携し、インターシップよりも、さらに実践的な業務体験も含んだ技術系公務員の養成特別プログラムを行っています。また、ほぼ全員の教授が企業と共同研究をしているため、卒業論文は企業とタイアップをしたり、自治体や政府から要請を受けたりするなど、社会的バックグラウンドのある研究ができます。たとえば、阪神淡路大震災の研究成果が国土交通省の耐震基準に取り入れらています。また学生の研究結果が地盤の液状化を予測するプログラムの開発につながったこともあります。そして、共同研究をした企業にそのまま就職する学生も多数います。土木・都市防災コースは、土木という共通のベースの上に、社会学、経済学、歴史学、数学、物理、化学、生物、地学のいずれかを、自分で選んで専門としていきます。文系と理系といった区別があまりない学問ともいえるので、幅広く学生に門戸を開いている学問だといえます。
政策提言力と公共事業の企画立案力を兼ね備えた土木系公務員や、地域社会の社会地盤の構築を担う建設会社・コンサルタント会社の技術開発担当としての就職が見込まれます。
※大学院を含む ※2025年5月1日現在


教員による
総合サポート

土木工学は総合工学です。幅広い知識や見識が求められます。また土木プロジェクトは、多数の人々が携わるチームワークが必要とされます。これらの素養を身に付けるため、教員による様々なサポートを行っています。例えば、学習支援のため、サポートルームを用意し、教員や助手の先生方に遠慮無く質問ができる準備をしています。学生会と協力し、同学年の横の繋がりだけでなく、学年を越えた縦の繋がりも持てるようスポーツ大会や懇親会などを実施しています。「土木女子学生の会」という歴史のある活動を、伝統的に本学系の女子学生が主体的に実施しており、この活動のサポートもしています。ここでは、小中学生や親子向けの企画、男女共同参画事業などの活動に取り組んでいます。土木の楽しさ・大切さを他者に伝えながら女子学生自身も認識を新たにできます。
これらに留まらず、これからもサポート範囲をますます広げていく予定です。ご期待ください。
ほか