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2024.09.24

【応用化学コース】中外製薬協力のもと「マイクロプラスチック実験教室」を実施しました

8月上旬、中外製薬協力のもと中学生を対象とした「夏休み科学実験教室」を、中外ライフサイエンスパーク横浜「バイオラボ」で開催しました。

昨年度に続き2回目の実施となった今回は、応用化学コースの鎌田素之准教授による「マイクロプラスチック実験教室」を実施。鎌田研究室の学生のほか、同コース友野和哲准教授、中山良一専任講師の研究室の学生6名がサポートとして参加しました。「マイクロプラスチック」という大きさが5㎜以下のプラスチックをテーマにした今回のプログラム。冒頭、鎌田准教授から「中学生のみなさんは、この先10年20年と向き合っていく課題」という説明があり、主に海で問題になっているが、実は身近な問題だということを考えてもらうきっかけとなればと話しました。

実験は、金沢区にある海の公園の砂を使用し、砂の中に含まれているマイクロプラスチックをナイルレッドと呼ばれる試薬を使って染色し、紫外線を当てて光らせることで可視化する技術を体験するというもの。ボトルの中に水と砂を混ぜて振り、砂から分離したものがマイクロプラスチックかを確かめるためフィルターに捕捉したあと染色し、蛍光を発する物体を観察しました。顕微鏡など中学生も学校で使用するものに加え、マイクロピペットという微量な薬品を測り取る実験器具を使用。参加者たちは初めて触れる器具に戸惑いながらも、学生のサポートを受け、マイクロプラスチックの観察に成功しました。

また、鎌田准教授はお弁当などのプラスチック容器に付着した油が落ちにくいことを例に挙げ、プラスチックが石油からできていることを説明。そのため、プラスチックは水に溶けにくい有害物質が付着する危険性についても触れ「海外の研究では1週間でクレジットカード1枚分のプラスチックを摂取しているという研究報告もあります。身の回りの様々のものからマイクロプラスチックが検出されており、今日の実験をきっかけに海や川の汚染だけでなく、自分自身の問題として考えて貰いたい」と話しました。

鎌田先生の研究記事はこちら>>

応用化学コースのオリジナルサイトはこちら>>

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