RESEARCH

応用化学コース
教員
2026.01.21
『環境分野』に関する研究
鎌田素之 准教授
【研究のポイント】
電気ケトル、ティーバッグ、食品容器、ミネラルウォーター等については、これまで同様の研究が行われています。しかし、水道水のなかでも特に蛇口から供給されるお湯に大量のマイクロプラスチックが含まれることを明らかにした研究は、世界的に例がありません。
【研究の概要】
マイクロプラスチック(MPs:直径5 mm以下のプラスチックごみ)は地球温暖化と並ぶ重要な環境問題で、海や川などの水環境中を浮遊するMPsによる生態系への影響が指摘されてきました。これまでMPsの分析には多くの時間と労力を要していましたが、私たちは特殊な試薬を使ってMPsを光らせる手法を開発し、従前よりも簡便なMPs測定を実現しています。この手法で水環境以外のさまざまなモノを対象にMPsの生成について調べた結果、電気ケトル、ティーバッグ、食品容器、ミネラルウォーター、水道など、生活に身近な多くのモノからMPsが発生することがわかってきました。