RESEARCH

応用化学コース
教員
2026.01.27
『医薬品・化粧品・食品分野』に関する研究
山平多恵子准教授,中山良一講師
【研究のポイント】
さまざまな病気に対して高い治療効果が期待される医薬品の開発が進んでいますが、治療が困難な病気はまだ数多くあります。本研究は、世の中にまだない新たな薬の創出につながるという意味で先端的といえます。
【研究の概要】
創薬化学では、薬として効果を発現する化合物を合成し、新たな薬剤を創り出すための研究を行います。当研究室では、薬剤の候補となり得る化合物の化学合成に取り組み、将来的に病気の治療に役立つ研究成果を得ることを目標としています。
【研究のポイント】
植物細胞の主成分であるセルロースは、地球上に最も多く存在するバイオマス資源です。セルロースを微細化したナノメートルサイズの「セルロースナノファイバー」には増粘効果や微粒子分散機能があり、化粧品・医薬品分野での活用が期待されています。
【研究の概要】
化粧品開発には、油と水のように互いに混ざり合わない2つの液体から均一に分散した「エマルション」をつくるため、界面活性剤を使用することが多いです。界面活性剤は種類が豊富で、容易にエマルションを作成できるきわめて有用な物質ですが、高濃度で配合すると使用時の感触を損なうこともあり、また油の性質によっては使用する界面活性剤の種類を変えなければならないなど、多くの制約があります。
そこで本研究では、界面活性剤ではなくバイオマス材料(動植物から得られる再生可能な有機資源材料)をナノメートルサイズまで微細化したナノファイバーを用いた新しい化粧品の開発に取り組んでいます。