COURSE
MATERIALS AND SURFACE TECHNOLOGY COURSE


表面工学分野の研究開発に取り組み
即戦力となる技術者を養成
1962年、本学は世界で初めてプラスチックめっきの工業化に成功しました。材料の表面に新たな機能を付加する「表面工学」の技術は、自動車やスマートフォン、バイオ技術の分野など、身の回りの多くのものに関わっており、めっき技術が応用されている半導体は、自動運転やAIなどデジタル化が加速する今後の経済を支えるカギともいえます。本コースでは、これまでの産官学連携の実績を活かし、即戦力となる技術者を養成します。
CLASS
講義

金属材料の「腐食現象」とそれを防ぐ「防食技術」や腐食現象を活かす技術などを解説。また、「めっき」や「ドライプロセス」を中心とした表面処理技術による防食技術についても掘り下げて講義。
実験

本実験では表面工学で必須の様々な無電解めっきや電気めっき液の組成やその役割を理解し、実際にめっき液を建浴後に評価試験(ハルセル試験など)を行う。陽極酸化や化学分析まで網羅している。
カリキュラム全体は横スクロールで確認できます
2026年度カリキュラム(予定)

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2026年度カリキュラム(予定)

技術供与企業
(約60社)との連携

本コースは、関東学院大学材料・表面工学研究所と連携しており、この研究所の100社を超える企業と連携している。めっき技術は、電機会社、電子部品(コネクタや受動部品)会社、プリント配線板会社、表面処理薬液会社、表面処理会社など、幅広い分野に展開されており、様々な進路が提供されている。
エレクトロニクス・環境・医療業界等においてものづくりに関わるエンジニアとしての活躍が見込まれます。
教員による
総合サポート

全体的には、1年生の表面工学入門セミナを担当した教員と教務委員が中心になって3年生まではサポートしています。学習上の問題であれば、勿論その科目を担当している教員がサポートします。教員の部屋に質問や相談に訪れる学生も多く、学生と教員の距離が近い状態となっています。さらに、材料・表面工学研究所にも教員がいるので、手厚いサポートを行います。3年秋学期に卒業論文を行う研究室配属が決まってからは、その担当の教員が中心にサポートします。配属研究室で過ごす時間が長いので、教員とは密接な関係ができます。当然、学生間の関係もあり、将来就職したときの重要なトレーニングになっています。また、大学院に進むことも奨励します。
ほか
※「生命科学コース」に関する資格も一部取得可能です。