2017年9月29日(金曜日)に開講される卒業研究基礎の第1回目の講師として,大庭塾代表の大庭敏之先生(元日産自動車(株)シニアエンジニア)をお招きしました。「将来の自動車に対して化学屋は何ができるか?-技術者として大事なことは何か?-」というタイトルにて講演していただきました。
大庭先生の講義は、学生に例題を提示し学生とコミュニケーションを取りながら例題に対するたくさんの答えを導く、学生参加型の講義スタイルです。
本日の講演では以下の4つの例題でした。
①2050年にはどんなクルマが主力か?
②水素社会は来るのか?
③バイオマスは温暖化防止の救世主か?
④PVCは使っていいのか?悪いのか?
講演を通じて、これら例題に関して大庭先生の考えを紹介すると同時に、学生と一緒に例題を考える姿が印象的でした。
最後に、”次世代車の時代、環境にマッチしたクルマ創りには【化学屋の活躍する場】は無限に広がっている”と応用化学コースの学生に言葉を贈っていただきました。
この場をお借りして、応用化学コースの学生及び教職員一同、厚くお礼を申し上げます。