コースの特徴
自然科学の基礎学問である数学と物理学の2つの分野を勉強するのが、この数理・物理コースです。私たちの暮らしを豊かにする科学技術は物理学や数学などの基礎科学の成果をもとにして発展しています。数理・物理コースでは、これらの科学技術の基盤となっている数学と物理をそれぞれ学ぶと同時に、現代の学問において密接に結びついている両者の関係も学ぶことができます。このコースの主な特徴は定員40名弱と比較的人数が少なく、家族的な雰囲気があることです。さらに、数学の教員免許(中学と高校)が取れるのは本学でこのコースのみとなっています。教員を目指す学生の人間力や授業力向上の取り組みなどもあります。また、他大学や世界中の研究者と連絡をとりながら研究を進めている教員も多いです。
就職・企業との連動
数理・物理コースの歴史はまだ浅いため、卒業後の進路に関しては他のコースと比べて例が少ないのが実情ですが、教職につく学生のほか、一般企業に就職する学生も多くいます。このコースでは、数学や物理の学修を通して身につけた思考力や分析能力・技法を、大学院や社会の様々な分野で応用・発展させて活躍できる人材の育成を目指しており、卒業後の進路についての相談やケアにも重点をおいています。
■ 進路
中学校・高等学校での数学教員や、公務員、情報関連企業、金融関係企業などへの就職をめざします。また大学院の講義も充実させており、進学して数理物理の学びをさらに深めることも期待されます。
教員紹介