12月16日(土)、地盤工学会関東支部主催のソイルストラクチャーコンテストが日本大学船橋キャンパスにて開催され、地盤防災工学研究室の3年生が2チーム参加しました。
ソイルストラクチャーコンテストは、日頃より培った地盤工学の専門知識や研究成果を披露する場として、また、学生と社会人の交流の場として開催されており、今年で第12回目となります。今までソイルタワーや液状化対策など実施されましたが、今年のテーマは「ソイルブリッ値を設計しよう!」でした。
ソイルブリッ値とは、土の梁が耐えられる荷重のことであり、設計値と実測値がいかに近いかも採点項目となります。ソイルブリッジは、事務局から与えられた5種類の土と、100円ショップで購入した補強材3種を用いて作製します。今年は社会人2チームを含めて合計11チームでの対決となりました。
各チーム、個性豊かなアイテムで補強を行い、ソイルブリッジの作製を行っていましたが、やはり実務経験豊富な社会人チームが圧倒的な強度を更新し、総合優勝を果たしました。しかし、関東学院の地盤研チームも、各部門で好成績を収めることができました。今後もこのような行事を通して自分たちの知識を豊かにするだけでなく、社会人や他大学の同年代の学生との交流の輪を広げていってほしいと思います。
【結果】
◆設計耐荷重(設計と実測の誤差)
Aチーム 2位
Bチーム 1位
◆総合
Bチーム 3位