2018年7月21日(土)関東学院大学金沢八景キャンパスにおいて、1日体験化学教室(主催:関東学院大学・中高大化学教育推進グループ、共催:日本化学会関東支部(化学への招待)を開催しました。高校生をはじめ、中学生、保護者の方、引率の先生方など多くの方にご参加いただきました。
今回の1日科学体験教室を主導した香西博明教授の開催挨拶の後、理工学部長の武田俊哉教授による挨拶を行いました。参加者の皆さんはグループに分かれ、3つの実験テーマを体験していただきました。
今回のテーマは以下の3テーマです。
(1) 凝集で汚れた水をきれいにしてみよう
(2) -196℃の不思議な世界を体験しよう
(3) 電子を使ってミクロの世界をのぞいてみよう
【(1)の水をきれいにしてみよう】では,鎌田先生の丁寧な説明のもと,時間と共に濁っていた水がみるみるきれいになるのを目の当たりにしました。また,参加者が持参した携帯電話に記録をしていました。【(2)-196℃の世界では,レタス・バナナ・きゅうりを液体窒素に浸けることで固まらせて,レタスを砕いたり,キュウリでは釘が打てないことを実感してもらいました。【(3)電子顕微鏡】では,実際に参加者自身が電子顕微鏡の操作をしてミクロの世界を体験していただきました。
1日体験化学教室では、サイエンスコミュニケーター活動の一環として,学部生と大学院生の学生主体で実施してもらいました。実験中には時折、感動と驚きの声をあちらこちらで聞くことができました。今回の体験が夏休みの自由課題研究や将来の選択に少しでも役に立つこと、科学への興味へ繋がることを願っております。
暑い中,参加していただいた皆さま、そして,お手伝いいただいた各研究室の学生の皆さん、誠にありがとうございました。
1日体験化学教室の先生たち
香西博明教授:http://home.kanto-gakuin.ac.jp/~kg064007/kagaku/cn1/kouzai.html
武田俊哉教授:http://home.kanto-gakuin.ac.jp/~kg064007/kagaku/cn1/takeda.html
鎌田素之准教授:http://home.kanto-gakuin.ac.jp/~kg064007/kagaku/cn1/kamata.html