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[応用化学]卒業研究基礎(講師:大庭敏之先生)将来の自動車に対して化学屋は何ができるか?~技術者として大事なことは何か~

 2018年9月28日(金曜日),卒業研究基礎の第1回目の講師として,大庭塾代表の大庭敏之先生(元日産自動車(株)シニアエンジニア)をお招きしました。「将来の自動車に対して化学屋は何ができるか?-技術者として大事なことは何か?-」というタイトルにて講演していただきました。
 大庭先生の講義は、学生に例題を提示しコミュニケーションを取りながら例題に対する学生個人のさまざまな回答を導く、学生参加型の講義スタイルです。
本日の講演内容は以下の通りです。
 1.歴史的に化学の貢献は大きい
 2.自動車の立ち位置と今後の変化
 3.今後の自動車に対する化学屋の貢献は
   例題①:2050年にはどんな自動車が主流か?
   例題②:バイオマスは温暖化防止の救世主か?
   例題③:プラスチックは悪いのか?(マイクロプラスチック)
 4.化学屋が将来の次世代車で考える
 講演を通じて、これら例題に関して大庭先生の考えを紹介すると同時に学生と一緒に例題を考える姿が印象的でした。これらの例題は,様々な問題が絡んでおり一概にこれという答えはありません。社会に出ても答えの出しづらい問題はたくさんあります。
 今回の機会は,就職活動を控えた3年生の9月にはとてもタイミングが良い講義になったと思います。

 最後に、”これらの課題には【化学屋の活躍する場】は無限に広がっている”と言葉を贈っていただきました。この場をお借りして、応用化学コースの学生及び教職員一同、厚くお礼を申し上げます。


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