10月5日(土)に土木・都市防災コースのOG会を開催しました。本学では,1987年に全国で初めて土木工学科に女子クラスを設置し,当時大変な話題となりました。30年間で約270人の女性土木技術者を輩出したことは他に例をみません。
本年こうした本学の試みについて,第8回アジア土木技術国際会議(CECAR8)と土木学会全国大会にそれぞれ論文を発表したため,その報告を兼ねたOG会となりました。報告会では本番同様の英語でのプレゼンもありましたので,学生にとっては新鮮な体験となったようです。また後半には現役の学生から卒業生への質問コーナーがあり,建設現場の環境や結婚・出産と仕事についてなど,女性技術者ならではの質問が多く出て活発な質疑応答となりました。学生たちは授業さながら真剣な眼差しで,卒業生の体験談をメモしていました。
懇親会ではさらに情報交換を深め,学生も卒業生もお互いに刺激を受け合い有意義な時間になりました。