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[応用化学]CSJ化学フェスタ2019にて学生@友野研究室&香西研究室が発表

 2019年10月15-17日の3日間にわたりタワーホール船堀で開催された第9回CSJ化学フェスタ2019に,応用化学コース友野研究室の学部4年生(板倉さん,江藤さん,欧さん,君塚さん,高橋さん,夏井さん,吉永さん)と香西研究室の学部4年生(佐藤さん)が参加し,ポスター発表を行いました。
  CSJ化学フェスタ2019 HP

 CSJ化学フェスタは,2011年から関東地区で毎年開催されています。開催の趣旨・目的は,「産学官の交流深耕」と「化学社会への発信」です。最新研究に加えて,産官からのユニークな講演があるのが特徴であり,就職を控えている学生にとっても大変興味深い産業からの講演を聞くこともできます。また,ノーベル賞の発表時期(10月の第2週)の翌週に本学会は開催されるために.毎年有識者によるノーベル賞の解説というイベントがあります。本年は,ノーベル化学賞を受賞された吉野彰先生ご本人が登壇され,ノーベル賞の対象となったLiイオン電池の解説と今後について講演があり大変有意義な時間を過ごしました。
 学会では,友野研究室が精力的に研究を進めているリサイクル工学と蓄電デバイスと香西研が生命科学コースとの共同研究に関する発表を行いました。講演タイトルと発表者は下記のとおりです。

【講演タイトル, 講演者】
・廃Si利用を想定としたカーボン系導電補助材を併用したSi系負極の作製とその性能評価(板倉 誠)
・MnO2層間への有機アンモニウム系カチオンのインターカレートとキャパシタンス低下の抑制(江藤 勇)
・異種イオンをもつ交互積層型マンガン酸化物薄膜の作製の試み(欧 逸生)
・Co錯体による層状MnO2の電気化学特性の向上と光照射の影響(君塚 雄高)
・ミセル触媒能を付与した層状マンガン酸化物の作製とその性能評価(高橋 洸太)
・異種金属錯体/層状マンガン酸化物薄膜の作製とキャパシタ特性(夏井 公大)
・シリコン/竹炭コンポジェット複合膜負極電極の作製(吉永 雄介)
・真菌のゴム資化とリグニン分解酵素との関与(佐藤脩真)

 学会発表では,学生に加えて多くの産学官の研究者がポスター発表に対して質疑応答を行っていただき,大変有意義な研究活動を行えたと思います。また,他大学のポスター発表に対して質疑応答を行ったり,情報交換を行うことで,自分の現在のポジションを深く知れたと思います。また,産学官の最前線で働く方たちの講演を聞く機会があり,興味深い講演内容に加えて,そのプレゼンも勉強になったと言っておりました。

友野研究室および香西研究室の研究内容等は下記のURLから閲覧することができます。
 友野 和哲 先生
 香西 博明 先生



応用化学コースのHPはこちら 

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