[教養学会講演会(自校史第13回)]
テーマ『関東学院大学の特色ある課外活動:シェイクスピア英語劇』
科目担当講師:山田 昭子、杉原 亨
ゲストスピーカー:瀬沼 達也氏
2021年1月6日(水)2講時に教養学会講演会(自校史第13回)を開催しました。
今回からオンライン授業となったため、教室での対面授業ではなく、zoomを使っての遠隔授業となりました。
予定通り、今回はゲストスピーカーに瀬沼達也先生を招聘してお話を伺い、「関東学院大学の特色ある課外活動:シェイクスピア英語劇」についての講義を実施しました。
冒頭、科目担当者から授業に関する連絡事項などを告げたあと、前回の授業(第12回「関東学院大学の特色2 女子教育の歴史」)のゲストスピーカーである冨田茂美先生からいただいたリアクションペーパーに関するコメントを紹介し、前回の振り返りを行いました。
その後、瀬沼先生にご講演いただきましたが、前半部分は「「関東学院大学シェイクスピア英語劇」の歴史と活動内容の説明」についてお話を伺い、後半部分は「「なぜシェイクスピア劇の原語上演か?」の理由を実感をもって感得する~ゲストによる劇的朗読」と題して、朗読を実演していただきました。前半部分では、英語劇を実施している他大学の中でも長い歴史を誇る本学の英語劇が、どのような変遷をたどってきたのかについてお話いただきました。また公演にあたってはどのようなスケジュールのもと、学生一人一人がいかに準備を重ね、本番を迎えているのか、といったことを、実際に使用しているスケジュール表やキューシート、舞台装置の設計図などを示しながら説明していただきました。
後半は、シェイクスピア作品の中からいくつかの場面を取り出し、日本語での解説、続いて英語での朗読を実演していただきました。学生のリアクションペーパーからは、瀬沼先生がメッセージとしてお伝えになった「十人十色」から「一人十色」への発想の転換を、という言葉について気づきを得たという声が多く寄せられ、また実演していただいた英語劇の迫力についても多くの反応が見られました。
引き続き、受講生が関東学院大学に対する理解を深め、本学で学ぶことの意味や自らの今後の指針について考えを深めていけるよう、取り組む所存です。