土木・都市防災コースでは,将来どのような仕事を実際に行うのかを知るため,主に1年生を対象に土木工事の現場見学会を行っています.今年は,6月22日(土)に横須賀市追浜において雨水幹線のシールド工事現場の見学会,11月16日(土)に東京外かく環状道路の千葉県区間の工事現場の見学会を行いました.ここでは,東京外かく環状道路の千葉県区間の見学会について紹介したいと思います.
見学会当日は金沢八景キャンパスをバスで出発し,工事事務所のある市川に向かいました.工事事務所では,工事の概要や工法について,DVD,パワーポイント,配布資料,模型を用いた説明を受けました.工事に際しては,騒音の防止,環境の保全,地元住民の要望など周囲に対する配慮を十分に行わなければいけないという話がありました.
渋滞回避や交通の安全確保のため,一般道に工事用車両を通さないため工事用道路が作られています.その工事用道路を通り,バスで北上していきました.途中,地下にできた道路のトンネル,工法を決めるための試験工事部,コンクリートプラント,復元予定の斜面林などを見学することができました.
大学で学んでいることが将来どのように生きるのかということを体験したことが,日頃の学習にも大いに生きることを期待します.
土木・都市防災コースでは,来年度以降もこのような現場見学会を行っていきます.
工事事務所での概要の説明 | 工事現場の模型を見ながら説明を聞いてます. |
現場における施工状況の説明(京葉JCT工事) | 現場における説明(国分堀割試験工事) |
コンクリートプラントの見学 |