2024年10月18-21日，中国・合肥市のスワンレイクホテルを会場に開催された，9th International Symposium on Reliability Engineering and Risk Management (第9回信頼性工学とリスク管理に関する国際シンポジウム)にて，土木・都市防災コースの北原教授が基調講演を行いました．タイトルはEvents beyond Scope of Assumption and Anti-Catastrophe Approach in Civil Engineering (土木工学における想定外と危機耐性アプローチ)です．近年の気候変動に伴う異常気象や，繰り返される巨大地震などによる激甚災害への対処の重要性を，設計を超える事象を考慮することの必要性を講演しました．信頼性やリスク分野の国際的な研究者が一堂に会する会議にて，日本のプレゼンスの高さをアピールしました．
また，この国際会議においてミニシンポジウム：MS03 Uncertainty Modeling and Quantification for Model Updating and Structural Health Monitoring (構造ヘルスモニタリングとモデル更新における不確定性モデルとその定量化)を，北原優(東京大学), Michael Beer(Leibniz University Hannover), Siu-Kui Au(Nanyang Technical University), 北原武嗣(関東学院大学)のメンバーでオーガナイズし，8編の論文発表が行われました．
