11月29日(土)に,地盤工学会関東支部創立10周年記念行事として「第9回ソイルストラクチャーコンテスト」が開催され,出場した地盤防災工学研究室の学生が「社会人が選ぶ液状化対策工法アイディア賞」で第2位に輝きました。
この大会では,複数準備された材料のうち3種類までの使用が許されており,それを用いて模型地盤に対策を施すという大会です。当日は,関東学院大学,東京電機大学,日本大学,横浜国立大学の4大学から6チーム,社会人で構成された4チームが参加し,特に社会人チームは仕事さながらの暑い眼差しと議論を交えながら,奮闘していました。審査項目は地盤上に置いた家の模型の沈下量と傾斜,プレゼン,対策工法のアイディア等です。関東学院大学チームもディフェンディングチャンピオンとして頑張りましたが,おしくも2位に留まりました。チーム代表の小林陵平さん(土木工学専攻修士2年)は,「私以外は全員3年生で,出場したチームとしては平均的に専門知識がまだまだといったなか,みんな自分なりのアイディアをどんどん出してくれて,いい勉強にもなったし刺激にもなったと思う。この経験を生かして来年こそは優勝してほしいし,このような場所で他大学や企業の方とたくさん話して,バイタリティ溢れる技術者として成長してほしい」と語っていました。
来年は是非とも王者奪還を目指して頑張ってほしいです。
なお,同大会に社会人チームとして山口助手(土木・都市防災コース)も参加しており,優秀液状化対策工法賞で準優勝の成績を収めました。