9月10日から2日間,3年生以上を対象に国内土木施設研修を実施いたしました.この研修では,土木工学の基礎を身に付けた学生たちがさらに知識を深めるために,日本を代表する土木構造物の見学を行っております.今年度は,初日は東電設計(株)にご協力いただき,長野県にある高瀬ダムおよび七倉ダムの見学を,2日目は観光地としても有名な富山県の黒部ダムの見学を行いました.
今年度は学生56名が参加し,引率の教員3名も含めて59名の大所帯となりました.普段,海辺の八景キャンパスで勉学に励む学生たちにとって,山中にある巨大なダムは非日常であり,土木構造物の役割と偉大さに触れ,興奮すると共に気が引き締まったことと思います.また宿舎では勉強会が開催され,規矩教授から就職指導や建設業界についての話があり,将来像について考える良い機会になりました.
これを機に,自らの進路や社会に出てからの生き方を深く考えてほしいと思います.
高瀬ダムの説明を受ける学生たち | 七倉ダムの最上部まで階段を登る |
宿舎にて勉強会 | 黒部ダムにて集合写真 |