内燃機関研究室(武田 克彦研究室)は、マツダR&Dセンターの見学に行きました。
施設見学に先立って、マツダの最新技術について講演がありました。環境に配慮した、サステイナブルな自動車技術を学びました。ココでしか聞けない話もあって、大変有意義なものになりました。
次に、水素ロータリーエンジンレンジエクステンダーEV(Hydrogen RE Range Extender EV)を見学し、そして試乗させていただきました。
水素ロータリーエンジンレンジエクステンダーEVは、電気自動車なのですが、電気がなくなったら水素ロータリーエンジンで発電して走ります。
充電ステーションもOKで、なおかつ、水素ステーションもOKの車です。マフラーから煙が出ているのは、水素を燃やした排気ガスで、ほとんど水蒸気です。寒い時期でしたので、特に湯気が多く見えました。実際に水素ロータリーエンジンを運転して、見せてもらうこともできました。
また、歴代のロータリーエンジン搭載車の名車なども見学しました。
ル・マン24時間耐久レースで、国内メーカとして唯一,総合優勝を果たした「787B」です。4ロータリーのエンジンとともに展示され、とても感動しました。
学生にとって、貴重な体験ができた見学会になったと思います。マツダR&Dセンターの皆さま、ありがとうございました。