2016年11月26日(土)、元NHKエグゼクティブアナウンサー・法政大学教授山本浩氏をお招きして、理工/建築・環境学会研究発表講演会の特別講演会をベンネットホールにて開催しました。
テンポの良い語り口で、3年半後にせまる東京オリンピックを、科学的に、より面白く観るためのキーワードが散りばめられたご講演でした。
今年の夏に開催されたリオデジャネイロ五輪会場に赴き、調査・見聞きしたことを踏まえ、スポーツ世界大会における選手の心身を科学的にサポートするチーム体制の現状などを詳しくお話くださりました。心拍計測装置など、客観的に選手の心身状態を観測できる手段を駆使し、いかに精確に本番で最高のパフォーマンスを発揮できるかが勝利のカギとなるとのとのお話は、臨場感をもって聴講者を魅了しました。また、そのチームの構成員はそれぞれに異なる分野・背景を持っているとのこと、学生にとっては、近い将来社会人になるにあたって、個性を磨いてチームで協働して役割を発揮することの重要さも感じ取れたのではないでしょうか。
理工/建築・環境学会研究発表講演会は、理工学部ならびに建築・環境学部の教育研究活動をお伝えするイベントで、例年11月下旬に開催されます。特別講演も含めて、一般の方も無料で参加できます。
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA