5/26(金)に開催された首都高速道路主催の「点検・補修デモンストレーション」に、土木・都市防災コース耐震構造システム研究室の4年生2名と北原武嗣教授が参加しました。
橋梁を多く抱える首都高速は、通行止めなど一般車になるべく影響のないよう点検を行い、構造物の健全性を保つ必要があります。当日は特殊作業車の展示や、近年導入されたドローンでの高所点検の実演など、普段は目にすることのない最先端の技術をじっくりと見学し、学生たちは維持管理への意識が高まったようでした。
近年、橋梁をはじめとする土木構造物は老朽化に直面しており、事故や災害の被害を最小限に食い止めるために、点検や補修、改修が重要視されています。今後社会に出ていく学生たちも、新設の工事だけでなく、維持管理の現場を担当することが増えると予想されます。こうした機会を活用し、大学の講義で学んだ知識に実体験を加えて、社会で活躍してほしいと願っております。