2017年6月29日(木)，応用化学セミナーの講師は，理工学部化学学系の学系長小岩一郎教授です。小岩教授は民間企業の経験者です。専門は，エレクトロニクス実装工学や薄膜工学であり，現在のテクノロジーを支えている集積回路の高集積化に伴う革新的な実装方式の開発研究を行っています。(小岩一郎教授：http://rikou.kanto-gakuin.ac.jp/teacher/190)
応用化学セミナー「品質管理概論」では，小岩教授の民間企業の経験を活かした具体的な内容が豊富に盛り込まれてました。企業として新商品を作りこむ上での品質課題(QCD)やリスクマネージメント・問題に対する論理的・合理的解決手法(KT法・FMEA・五原則)を，学生が社会に出ても困らないように具体的に講演を行っていただきました。品質管理は，企業と消費者をつなぐ重要なポジションです。また，より消費者に近い品質管理を経験することで，研究開発も深く進展すると思います。ぜひ，品質管理概論で聴講した内容を深く理解し，社会に羽ばたいてもらいたいと思います。
