土木・都市防災コースの女子学生10名が、戸田建設が施工する「城北中央公園調節地(一期)工事その2」の現場見学に参加しました。これは東京都が発注した石神井川の治水対策工事で、2つのニューマチックケーソンを同時沈下させる工事としては日本最大級の現場です。
はじめに作業所長で本学OBでもある鈴木雅博所長から工事概要の説明を受け、現場に移動してからはヘルメットに内蔵されたスピーカーから工事の説明を受けました。工事の内容からコンクリート打設の基礎的な話まで、学生でも分かりやすく説明していただき、聞いてる学生達からは写真を撮りながらうなずいている様子が伺えました。現場見学後は、現場で働いている戸田建設(2人)と協力会社のオリエンタル白石(1人)の女性社員3人と交流する場を設けていただき、この業界を目指したきっかけや仕事のやりがいなどを伺いました。
最後に、本学女子学生より感想が述べられましたが、一年生の花塚ももさんは、
「このような大きな現場を見ることはなかなか無かったので楽しかったし、改めて土木という仕事が人々の役に立つ仕事だということを感じることができて、とてもいい機会になりました。」
と話しました。なお、見学会の様子は3月13日(月)の日刊建設工業新聞にも掲載されました。
土木・都市防災コースでは、今後もOBやOGの協力を得ながら現場見学会や講演会などを開催し、未来に羽ばたくシビルエンジニアの育成に尽力していきます。