機械学系（総合機械コース／自動車コース／ロボティクスコース）の金田徹教授が、
平成27年度 経済産業省 工業標準化事業表彰において、経済産業大臣賞を授賞されました。
経済産業省の関係サイトはコチラ
http://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun/hyosyo/
授賞に至った功績として、次のようなことが挙げられています。
産業全般に関わる共通基盤的な製図、製品の幾何特性分野において、国内外の標準化活動に大きく貢献されたことがあります。特に、日本が優位に立つ3Dディジタル技術及びそれを適用した製図方法の標準化を他国に先んじて取り組み、国際標準化活動を牽引されています。
また、ISO/TC10（TPD：製品技術文書情報）、ISO/TC213（GPS：製品幾何特性仕様及び検証）の日本代表（エキスパート）として広く積極的に活躍するとともに、3D-CADを活用した3D製図関連規格の国際標準化に向けプロジェクトリーダーとしても主導されています。
さらに、3D-CADデータと三次元測定とを連携させるための国際規格開発（ISO/TC184/SC4）にも関係し、ものづくりの高度合理化の推進に取り組んでおられます。
ちなみに、金田教授は経済産業省の工業標準調査会という、日本工業規格原案の最終審議機関の委員も務められています。
