1月19日(火)に、工学研究科博士後期課程※の学生である中山公介君の博士論文公開説明会が開催されました。
※大学院工学研究科博士後期課程は理工学部生命科学コースの進学先でもあります。
中山君は生命科学コースの細菌生化学研究室に所属しており、サリンやVXガスなどの有機リン系化合物を細菌の酵素を使って分解する研究を行っています。サリンやVXガスは、テロに使われる可能性がある神経ガスで、世界中の研究機関で酵素による無毒化の研究が行われており、細菌生化学研究室では警察庁の科学警察研究所と共同研究でこの課題に精力的に取り組んでいます。
審査会では中山君の発表の後、活発な議論が交わされました。多くの博士前期課程や、4年生の学生も参加し、有意義な説明会でした。
発表者の中山君、参加者の皆さん、お疲れ様でした。