6/6(月),大学院土木工学専攻修士1年を対象に,羽田空港の見学会を開催しました.今回見学したのは,2010年に供用を開始したD滑走路と,C滑走路延伸部です.
羽田空港は都心部かつ多摩川河口に位置し,騒音問題や船舶の航行,川の流れ,生態系の保護などをクリアしながら,年間約45万回の発着が可能な空港として整備されています.当日は,本学卒業生でもある国土交通省関東地方整備局東京空港整備事務所の方より映像を交えた説明を受けた後,実際に滑走路まで案内していただきました.普段絶対に立ち入ることの出来ない滑走路に立った学生たちは,その壮大さと緻密な技術に興味を持ち,様々な質問を投げかけていました.
土木工学は座学だけでは知りえないことがたくさんあります.実際の現場に出て活躍されているOB・OGの皆さんの協力を得て,こういった見学会で最新の計画や技術を学びます.この経験を活かして,より社会で活躍できる技術者を育成しています.