図書館見学-応用化学コース-
イベント
2017年4月21日(金),フレッシャーズセミナーの第3回目講義として,関東学院大学金沢八景キャンパスの「図書館ツアー」が行われました。この講義は,新入生であるフレッシャーズに,大学における図書館の役割をガイダンスすることを目的に毎年行われています。
当日は,実際にSCC館にてフレッシャーズ自ら手を動かし検索方法の演習を行った後,図書館に行きました。高等学校と大学で大きく違うのは,学生実験が毎週あることだと思います。授業において出される課題や実験レポートに関して,図書館の持つ役割はとても大きいです。近年,情報過多の時代のため,的確な資料へ到達するまでにコツがいります。当大学では,職員によるリファレンスサービスが実施されており,検索方法のコツを教えていただけます。また,大学の図書館は新書の入荷が早く,人気の本も少し待てばすぐに借りることが出来ます。この素晴らしい環境に所属していて本を読まないのは本当にもったいないことです。本には刺激的な言葉がたくさん載っています。本を読む習慣は簡単にはつきません。だからこそ,時間的余裕がある大学生の間に本を読む習慣をつける必要があると思います。毎月1冊読んだとしても,大学4年間で48冊しか読むことができません。ぜひとも,卒業までに100人以上の著者の言葉に目を向け,考え方・行動が良い方向へ変わっていただければと思います。
現在の本館は1979年に新築され,1980年代には「書物のカルデラ(大聖堂)」と呼ばれ,キリスト教関係書を集約した神学文庫やアダム・スミス(英の経済学者・神学者・哲学者;国富論等)の初版本などもあります。また,神奈川県民の一般者にも図書館は開放されています(登録・証明書の発行が必要)。少しでも気になった方は,関東学院大学の図書館に限らず,近くに図書館に立ち寄り,本を借りていただければ幸いです。