フレッシャーズセミナ
(大学で学ぶということ、働くということ)-応用化学コース- イベント
2017年5月19日(金),少人数のフレッシャーズグループに分れての2回目の講義内容は,”大学で学ぶということ,働くということ”です。
大学で学ぶということは,これまでの学校生活とは違い強い主体性が求められます。4年間という大学生活において,大学で学ぶことの意義や卒業前に身に付けておきたいことを知っているか知らないかで,日々の行動に大きな違いがあると思います。
将来,理工学部の専門科目を学ぶことで,技術者や研究者として社会を担っていくと思います。その過程で,身に付けてもらいたいことは,論理的思考と技術者(研究者)倫理です。理工学部は,社会発展に実質的に貢献できる人材を育成することを教育理念としています。論理的思考と技術者倫理の能力は,専門基礎・基幹科目および4年での卒業研究を通して実践的に身に付けられるものです。ぜひ,1年後,3年後の自分のなりたい像を意識して,大学での授業に取り組んでいただければと思います。
理工学部化学学系の濱上先生のグループでは,上記の内容に関する書籍を1冊選んで,その書籍に関する3分間のプレゼンテーションを行っています。プレゼンテーションのセリフは事前に原稿を作成して,その原稿も提出して採点します。これにより,高学年に進むにつれて必要な文献調査能力とプレゼン力の向上および作文能力を身につけます。
さらに,発表内容をお互いで評価することで,傾聴力を養います。ぜひとも,社会に出る前に様々なことにチャレンジして自分を磨いていただければと思います。(*写真は濱上グループの様子)