AO選抜のためのオープンキャンパス-応用化学コース-
イベント
2018年7月15日(日)は,AO選抜のためのオープンキャンパスでした。関東学院大学の全11学部が集い,研究・施設ツアーから個別相談まで実施しました。応用化学コースでは,研究設備ツアー,各研究室の学生による紹介,体験実験講座を行いました。ツアーでは,応用化学コースが所有する大型装置に参加者は驚き,各研究室の研究紹介では,学生の熱心な説明によって保護者も含め参加者に関東学院大学での研究に対する熱意が伝わったと思います。
体験実験講座では,友野講師による講義と実験が行われました。友野講師の専門は,電気化学によるリサイクルを軸にエネルギーの製造と貯蓄に関する研究を進めています。
友野和哲講師:
http://home.kanto-gakuin.ac.jp/~kg064007/kagaku/cn1/tomono.html
体験実験講座では,「虹をのぞいてみる」という題目で,①虹を見るための条件,②虹の原理,③二本目の虹(副虹)の存在,④虹の色の順番について,説明されました。聴講者からも「早く虹が見てみたい」という感激の言葉がありました。また,参加者にはレプリカ回折格子を使った分光器を作製していただき,参加した保護者も含めて光の奥深さを感じ取っていただけたと思います。虹は可視光の芸術といえます。応用化学コースでは,可視光も含め様々な光(X線からラジオ波)を利用して,研究対象の分析を行っています。
大学では本質を学ぶことになります。暗記で知ったことの本質を理解することで,記憶の定着にもつながります。また,本質を知ることは,いかに学問が面白いかもわかると思います。今後も,当大学では体験授業や学生実験体験などを実施します。ぜひ,オープンキャンパスに参加して,応用化学コースに所属する教員の研究と教育に捧げる熱意を感じ取ってください。猛暑の中,多くの方にご参加いただき誠にありがとうございます。また,お手伝いしていただいた学生には深く感謝申し上げます。