総合英語(リーディング)
大学生活4年間のなかで最新の科学技術に関する英語の文献を読むための基礎を培うため、最新の科学技術に関する比較的易しい英語を論理的に読み解くトレーニングを行います。
総合英語(リスニング)
大学生活4年間のなかで最新の科学技術に関する英語のニュースや研究発表などを聞いて理解するための基礎を培うため、最新の科学技術に関する比較的易しい英語を聞くための様々なトレーニングを行います。
総合英語(ライティング)
大学生活4年間のなかで最新の科学技術に関する研究成果を英語でレポートや論文にするための基礎を培うため、日本語と英語の情報構造や文章の構成の違いについて学び・実践するトレーニングを行います。
主な研究分野
私が専門にしている音声学という分野は、人間の音声言語によるコミュニケーションの特徴や能力について詳しく調べる分野です。その範囲は多岐に渡っており、レントゲンやMRIを使って発音している際の体の動きをスキャンしたり、声を空気振動や音響信号として解析したり、音声を聞いた際の脳の活動測定なども行われています。私は特に音響と聴覚の分野を得意としていて、日本人学習者の英語の発音について様々な実験を行って調査しています。英語の先生なので、それらの研究結果を英語教育に役立てたいと考えています。
ひとこと
スマートフォンやパソコンや私たちの日常生活に溶け込み、もはや「あるのが当然」になってきました。単語や発音、各種語学試験対策などに使えるアプリがたくさんありますし、AIによる翻訳アプリも日々劇的に進化をしてきています。それらを用いれば英語の授業がなくてもいいような気さえしますが、大学で英語を必修で学ぶ理由は何でしょうか?みなさんそれぞれの答えを持っているかと思いますが、理工学を専攻する学生にとって「英語は道具」です。大切なことはその道具をつかって「何をするか」です。ぜひ目的をもって英語を学習し、道具として使いこなして、自らの目的を達成してください。