化学工学Ⅰ・Ⅱ
化学工学は化学物質や反応を工業プロセスで扱ううえで大切な学問です。この講義では、その基礎となる物質収支および移動現象、反応工学、分離工学の考え方を学習します。
環境・化学工学実験
化学工業が必要とする様々な化学物質を多量に生成するプロセスは、単位操作から構成されています。本実験では、吸着平衡、単蒸留、圧力損失などの実験を行い、実験を通して化学工学の理解を目指します。
主な研究分野
地球環境への負荷軽減の観点から、持続的な再生産可能な生物由来の有機質資源の有効利用が望まれています。本研究室では、生物由来の有機質資源の多角的利用として、セルロース資源や脂質資源からのエネルギー変換、付加価値の高い素材として高分子膜並びにゲル・カプセル粒子の開発などを試みます。生物の機能を応用する化学工業はこれから発展すると考えられ、「環境適応・安全性・高効率」をキーワードに学術的基盤の構築に取り組みます。
ひとこと
学生の皆さんには「目標を持った生活」を心がけてもらいたいと思います。入学後の目標が単に「就職できれば良い。」との就職への待機期間のように大学生活を送ることが無いように、大学入学後の成長が自ら実感できるように様々なことにチャレンジしてもらいたいと思います。