教員紹介

田代 雄彦

  • 表

【専門分野】
グリーンサスティナブルケミストリー/薄膜作製技術/表面界面物性

学部担当教科

化学Ⅰ(B)、化学Ⅱ(B)、分析化学Ⅱ、機器分析実験、理工学概論(表)、フレッシャーズセミナー(表)、フレッシャーズプロジェクト(表)、応用化学英語Ⅰ(A)、応用化学英語Ⅱ、表面工学Ⅰ、表面工学Ⅱ、長期企業実習Bなど

r051048@kanto-gakuin.ac.jp

化学Ⅰ・Ⅱ

化学の基礎知識を取得するために開講され、化学I では化学の全般的な基礎知識を学び、化学II では化学Ⅰの発展系の内容を学びます。前回の授業の復習と身近な物質との関係を意識した授業に努めます。

表面工学Ⅰ・Ⅱ

物質の表面やそれを構成する結晶構造など基礎理論を理解できるように学習し、様々な材料への表面処理により新たな機能や装飾等を付与出来ることを学習する。Ⅱはその応用編になる。それぞれの専門領域の知識と経験を持った教員によるオムニバス形式の講義です。

主な研究分野

世界初のプラスチックスへのめっきに成功した関東学院大学事業部の流れを汲み、絶縁材料に対し、現行の有害物質を使用しない環境配慮型めっき技術であるエッチング処理(表面粗化)にウルトラファインバブルとオゾンを融合させた新規処理法を開発しました。同様に、これまで光触媒TiO2処理、大気UV処理、ラジカル水処理等も検討し、グリーンサスティナブルケミストリー対応の研究を行っています。また、めっき膜に現れる欠陥の発生条件やメカニズムの研究も行っています。
薄膜作製技術では超高速の電気めっき法の開発、各種無電解めっきの高安定化と高速化を実現するため、様々な分析装置を駆使してメカニズムの解析も行っています。

ひとこと

時間とは命の一瞬である。また、良い人や良い言葉と出逢うには「先ず行動」することが重要である。一生の中では短い学生時代に何が出来るのか?を常に考えて貴重な時間を使って欲しい。吉田茂翁は『日本には地下資源がないと言った。だが、実は一つだけある。それは、勤勉だ。この唯一の地下資源を失ってしまったら、日本人は惨めなことになるよ』と仰いました。人生で迷わないために、愛する人を守りきるために、学生時代に大いなる好奇心と「勤勉」の習慣を身につけて欲しいと思います。

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