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[応用化学]フレッシャーズセミナ(大学で学ぶということ、働くということ)

2018年5月18日(金)に各グループに分れての2回目となる少人数授業が開講されました。今回のテーマは,”大学で学ぶということ,働くということ”です。

大学で学ぶということは,これまでの高校生活とは違い主体性が強く求められます。大学学部4年間という生活において,大学で学ぶことの意義や社会人となる前に身につけておきたい一般常識的なルールを知っているか知らないかで,今後のキャリアに大きな違いがでてくると思います。また、理系の学生としては、実験の結果を適切にレポートにまとめ提出することが求められます。その際、データの捏造、改ざん、盗用を行わないよう適切な文献を引用することや、実験結果のエビデンス(証拠)となる実験ノートをきちんと丁寧に書くことを心がけましょう。

将来,理工学部の専門科目を学ぶことで,技術者、研究者、教育者として日本またはグローバル社会を担っていく人材に成長することと思います。その成長過程で,身につけていただきたいことは,論理的思考(ロジカルシンキング)と技術者(研究者)倫理です。理工学部では,化学のちからを使って科学技術の発展に実質的に貢献できる人材(人財)を育成することを教育理念と掲げています。論理的思考と技術者倫理のスキルは,専門基礎や基幹科目および4年次での卒業研究の授業などを通して実践的に身につけられるものです。ここで、皆さんに紹介したい言葉に、「エドガー・シャインの3つの問い」というものがあります。それは、1. 自分は何が得意なのか、2.自分は何がやりたいのか、3.何をやっているときに意味を感じ、社会に貢献していると感じるか。この3つの問いを常に意識しながら、大学での授業に積極的に取り組んでいただきたいと思います。
(*写真は鎌田グループの様子)


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