[教養学会講演会(自校史第6回)]
テーマ『人物から辿る関東学院大学2 富田富士雄、白山源三郎など』
科目担当講師:山田 昭子、杉原 亨
ゲストスピーカー:小林 照夫氏
2020年10月28日(水)2講時に教養学会講演会(自校史第6回)を開催しました。
今回はゲストスピーカーとして、関東学院大学名誉教授の小林照夫先生を招聘して、お話を伺い、「人物から辿る関東学院大学2 富田富士雄、白山源三郎など」についての講義を実施しました。
冒頭、科目担当者から授業に関する連絡事項などを告げたあと、前回の授業(第5回人物から辿る関東学院大学1坂田祐など)でご講演いただいた矢嶋道文先生が作成してくださった、学生のリアクションペーパーへのコメントを科目担当者が代読することで前回の振り返りを行いました。
その後、小林先生のご講演となり、本日のメインテーマとして「関東学院大学と白山源三郎先生」についてご講演をして頂きました。はじめに、なぜ「自校史」を学ぶ必要があるのか、といった科目の意味について考えることを導入とし、本学の建学の精神について述べられたあと、高等教育機関の確立に尽力された白山源三郎先生のことについて話が及びました。
小林先生は本科目使用のテキスト『関東学院大学のあゆみ』でも執筆を担当されており、今回はその部分について中心にご講演をしていただきました。その一つが白山先生についてのお話であり、白山先生の航空交通論やレクレーション論など複数の分野において先駆的な存在であったことなどをお話していただきました。水泳でも輝かしい実績を残していらっしゃる白山先生の経歴は、学生たちも興味をそそられたようで、いつもに増して熱心に顔をあげ、メモをとるなどの姿が確認できました。
次に本学の所在地である、横浜という土地について、これもテキストでご執筆いただいた部分ですが、そのことについてもお話いただきました。
ご講演後は質疑応答の時間を設けたあと、リアクションペーパー記入の時間を設けて終了となりました。
引き続き、受講生が関東学院大学に対する理解を深め、本学で学ぶことの意味や自らの今後の指針について考えを深めていけるよう、取り組む所存です。