[教養学会講演会(自校史第5回)]
テーマ『人物から辿る関東学院大学1坂田祐など』
科目担当講師:山田 昭子、杉原 亨
ゲストスピーカー:矢嶋 道文氏
2020年10月21日(水)2講時に教養学会講演会(自校史第5回)を開催しました。
今回はゲストスピーカーとして、関東学院大学名誉教授の矢嶋道文先生を招聘して、お話を伺い、「人物から辿る関東学院大学1坂田祐など」の講義を実施しました。
冒頭、科目担当者から授業に関する連絡事項などを告げたあと、前回(第4回【通史Ⅲ】新制大学・六浦移転、神学部・学園紛争)のご講演者、瀬沼達也先生による、リアクションペーパーへのコメントを科目担当者が代読し、振り返りをしました。
その後、矢嶋先生のご講演となり、レジュメやスライドを使って「恩寵の生涯の序」「東京学院への就任の経緯」「白虎隊と祖父日向内記」などのお話を伺いました。スライドでは足尾銅山に関する、矢嶋先生ご自身のフィールドワークのお話や坂田祐先生の日記のお話など、坂田研究にまつわる貴重なお話の数々を聞くことができました。
ご講演後は質疑応答の時間を設け、いつも通り数人の学生が質問をしました。その後、こちらで作成したリアクションペーパーの配布と記述時間をもうけて授業は終了しました。
人物に着目した回ならではの授業でしたので、学生たちも年表などを追いながら、自分たちと同じ年頃の時、坂田祐先生がどのようなことをしていたのか、といったことに想いを馳せることができたようでした。
引き続き、受講生が関東学院大学に対する理解を深め、本学で学ぶことの意味や自らの今後の指針について考えを深めていけるよう、取り組む所存です。