9月6日に,国内土木施設研修で黒部ダムに行ってきました。参加したのは学部3年と4年,大学院の合計13名です。
黒部ダムへ行く前に,ダム建設の経緯と計画,その当時の技術,施工期間中に出てきた多くの問題点とそれに立ち向かっていった人たちなど,事前学習を数回にわたって行いました。その後,実物を見に行った学生たちは,まずスケールの大きさに圧倒されていました。そして,放水はもちろん迫力満点でしたが,ダムの形状や施工方法など,事前学習と実物をリンクさせたトークが学生間にもあり,非常に有意義な見学となっていました。
今,日本は電力の様々な問題を抱えています。そんな中,土木技術者を目指す者にとって改めてインフラの大切さや重要性など,各々考えることが出来たのではないでしょうか。これからも学生には,このような日本の土木施設へ実際に足を運び,自分の目で見て,多くのことを学んでほしいと思います。