2015年2月12日(木)午前10時からF-301教室にて、大学院工学研究科博士前期課程電気工学専攻に在学する本課程修了見込の学生を対象にした最終報告会が開催されました。電気工学専攻は、電気学系(電気・電子コース/健康・スポーツ計測コース)の学生の進学先でもあります。
電気工学専攻主任の加藤ひとし教授による総合司会のもと、以下の6件の報告が行われ、各発表において15分のプレゼンと5分程度の質疑応答を持ち時間として進められました。
- (1)坂田 健輔 君、指導教授:岡本 教佳 教授
「三次元空間における筆記による筆者照合に関する研究」
- (2)高 敏 君、指導教授:岡本 教佳 教授
「奥行き情報と色成分による重なりを考慮した人物追跡」
- (3)鈴木 旭ジョン 君、指導教授:水井 潔 教授
「スペクトル拡散方式を用いた可視光車車間通信・測距統合システムと車載レーザデータとの融合に関する一検討」
- (4)木村 有昭 君、指導教授:銭 飛 教授
「MANETにおけるブロードキャストパケットの伝搬特性の分析と転送効率の改善」
- (5)加藤 陽彦 君、指導教授:銭 飛 教授
「アドホックネットワーク通信におけるOLSRの性能改善」
- (6)里見 卓哉 君、指導教授:宮崎 道雄 教授
「免疫アルゴリズムを用いた安定および準安定な結晶構造の同時探索」
本報告会には本学学生・教員など約40名が聴講し、それぞれの報告で活発な質疑応答がなされました。なお、電気工学専攻博士前期課程では、例年秋頃催される中間報告会および本報告会での発表、修士論文の提出ならびにこれらの審査に合格した学生に対し修士(工学)の学位が授与されます。