2017年6月8日(木),応用化学セミナーにおいて,特許に関する講義が行われました。応用化学セミナーは,本学における社会人基礎力養成に関する科目です。今回は,日本パーカライジング株式会社技術知財管理グループで弁理士であられる加藤晃先生です。
講義を始めるにあたり,“人生80年分の半分の40年間使える話をします。”とお話され,実際に“特許を取得するまでの”具体的なお話をしていただきました。このニュース記事からは表現できない,就職してから定年までの間に使える特許取得までの知識や考え方を教えていただきました。
授業では,ハエタタキや六角エンピツという身近なものを用いて,特許に関する抽象的な意味の用語定義,特許を取得するまでのロジック,競合する会社の特許を防ぐ方法を詳細かつ分かりやすくご講演いただき,大変興味深く聞かせていただきました。
これまでの講演でも共通することは,技術が高度化しており,共同で仕事をすることが当たり前の時代になったということです。1つの仕事を完成するためにも,是非自ら特許を書くことも大事だと講演なされました。次年度の講演も大変楽しみです。