コースの特徴
電気・電子コースの大きな特徴は、ナノテクノロジーに関する装置が充実していることです。文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業というナノテクノロジー専門のプロジェクトに本コースの研究が採択されたことで、本学に設置されているナノテク関係の装置は、神奈川県で随一を誇っています。最先端の装置を実際に使って研究することで、世界に通用する人材を目指しています。
また、再生可能エネルギーを有効に活用するためのスマートグリッド技術など、電気の生産・流通・利用に関する科目を充実させました。我が国のエネルギーの未来を支える人材の育成を目指します。
就職・企業との連動
電気・電子コースでは電験(電気主任技術者)の認定校になっているので、一定のカリキュラムを履修し、卒業後に実務経験を積めば国家試験を受けなくても資格を取れます。電気主任技術者を必要としている企業も多いので、就職先は、設備関係、通信、電子機器メーカー、大手総合メーカーの子会社、デバイス企業など多岐に渡ります。また、文部科学省のプロジェクトは神奈川近隣の約50社が加盟し、大学の材料・表面工学研究所ともタイアップしています。コンピューターの半導体素材として期待されているカーボンナノチューブをはじめ、企業からの材料提供も多く、最先端の装置で最新の研究ができます。興味深い研究結果が出た場合は、学生であってもアメリカなど海外の学会で発表するチャンスもあります。基礎から先端まで学ぶことができ、充実した4年間をおくれるようカリキュラムを作っているので、非常に勉強のしがいのあるコースです。
■ 進路
製造業や情報・通信業をはじめ、電気・電子に関連した多彩な業種に就職し、プロジェクトの根幹を担う人材としての活躍が見込まれます。