コースの特徴
「情報を体系的に学び、未来を切りひらくエンジニアを目指そう」
情報技術は今やさまざまな科学技術の根幹を成し私たちの社会を支えています。情報ネット・メディアコースでは、世界的な標準カリキュラムに沿って情報技術の基礎を体系的に習得するとともに、データサイエンス・人工知能AI・IoT(Internet of Things)・情報セキュリティ・XR(VR/AR/MR)などの進展著しい分野を学び、未来を切りひらくことのできる情報エンジニアの育成を目指しています。具体的には、コース基幹科目として、「コンピュータアーキテクチャ」「情報理論」「データ構造とアルゴリズム」といった基礎科目と、実践的プログラミング能力を身につけるための「コンピュータプログラミング」に加え、ハードウェアからソフトウェアまでをカバーする演習・実習科目「情報学実験」「ソフトウェア設計」を配置しています。また、創造力の根幹をなす数学力の養成をとりわけ重視し、専門基幹・基礎科目である「微分積分学」「線形数学」「数理統計学」の履修を強く推奨しています。さらに、コース発展科目として、“情報工学” “ネットワーク工学” “メディア工学”の3分野とそれらを組み合わせた“情報複合”分野の科目を体系的に設置しています。それらの中から、「データ解析応用」「人工知能演習」「IoT基礎」「情報セキュリティ」「メディア工学概論・演習」などの科目を学修し、情報技術の専門性と応用力を磨きます。
就職・企業との連動
「就職先は神奈川県の情報産業などと連携しつつ」
就職先は神奈川県の情報産業などと連携しつつ地元、神奈川県の情報産業に就職する学生が多いのが特長です。神奈川県情報サービス産業協会という団体と連携して学生の就職先を提供しています。学生の70%以上がシステムエンジニアやネットワークエンジニアとして就職します。それ以外では、コンピュータ関連の営業職、公務員などに就職します。もちろん大学院に進学する学生もいます。学生数が少ないため、講義についても学生生活についても、大学側がきめ細やかなケアをしているのも本学の良いところです。そのきめの細やかさを生かして、今後もデータサイエンス・人工知能・IoT(Internet of Things)・情報セキュリティ・XR(VR/AR/MR)などの分野で、社会で即戦力となるような人材の育成を目指しています。産学共同研究としては、人工知能を利用したプリンタの印刷技術に関する研究、IoTによるビルの空調管理システムの開発、横浜市と共に防災に関する研究など、様々な分野で研究開発活動を行っています。