教員紹介

規矩 大義

  • 土

【専門分野】
地盤防災工学

学部担当教科

KGUかながわ学(自然),地盤工学入門,地盤工学Ⅰ・Ⅱ,地盤工学基礎演習,地盤工学応用演習,土木工学総論,地震防災工学,地盤防災工学,土木工学基礎実験,都市防災実験,国内土木施設研修,土木行政実務研修,土木学外実習Ⅰ・Ⅱ,卒業研究基礎,卒業研究Ⅰ・Ⅱ

kiku@kanto-gakuin.ac.jp

地盤工学入門

世の中に存在するすべての構造物は地盤に支えられており,その地盤を構成するものは「土」である.「地盤と土」に関する理解は,土木・建設の分野に留まらず,建築学,応用地質学,環境工学,防災工学などのあらゆる分野の基礎となるものである.
土木を志すものにとって地盤工学を学ぶことの重要性と,土木事業の全体像を理解し,そのうえで,土木構造物が構築される大地の成り立ちについて学ぶ.


地盤工学Ⅱ

「地盤工学入門」,「地盤工学Ⅰ」,「地盤工学基礎演習」で学習した内容をさらに発展させた科目である.地盤単体に留まらず,構造物との相互関係による地盤の挙動が中心となる.
この講義で扱う領域は,卒業後,どの分野に進んでも必ず実務において必要とされる知識で,土の強さ,土の変形,土の挙動を評価し,予測したうえで,設計に活かし,安全に構造物を建設する手法を学ぶ科目である.


地盤防災工学

東日本大震災や熊本地震では液状化現象をはじめとして,多くの地盤災害が見られた.地震災害,降雨災害,斜面災害といった地盤災害は,どのような条件下で,どのようなメカニズムで発生するのか,どうすれば被害を未然に防ぎ,また被害を軽減することができるのか.今も第一線の技術者たちが英知を結集して挑戦し続けている命題に対して,シビルエンジニアとして要求される地盤防災に関する知識を整理し,具体的な実例を題材に学ぶ.


主な研究分野

「地盤の液状化・流動化」や「斜面崩壊」を中心とした,地震時の大規模地盤災害と,それに起因する構造物の被害を抑止・軽減する技術の研究を行っている.
原位置試験,サウンディング調査,室内動的試験,振動台実験,数値解析といった手法に加え,実大実験にも参画し,地震時の地盤災害の被災メカニズムの解明と予測手法の確立,設計への適用や対策工法の提案を目的に研究を行っている.具体的なキーワードは,「地震」「防災」「液状化」「地盤調査」「土砂災害」である.


ひとこと

大学生活では,「学ぶこと」も「遊ぶこと」も,すべて個人の裁量と判断に委ねられます.その一方で,結果責任も皆さんが負わなくてはなりません.卒業するときに,充実した学生生活だったと感じられるよう,なにごとにも全力で取り組んで下さい.我々もそのためのサポートは惜しみません.

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